いつもお世話になっている静岡県河津の長田農園さんから、おいしそうなレタスが届きました。玉レタス、ふわふわのサニーレタス、グリーンリーフ、その他、伝統野菜「浜大根」の花も。こちらはエディブルフラワーとして召し上がっていただけます♪ その他、前回のマルシェで人気だった、ワラビ、ブロッコリーの脇芽、わさび菜なども届いています。 わさび菜は緑が濃くて肉厚なのに葉がしっとりとやわらかで、とてもおいしそう! 長田農園さんの農産物は、農薬や化学肥料を使わずに丁寧に作られています。 こんな素敵な環境で育ったお野菜です。ご主人はもともと測量のお仕事をなさっていたからか、畝がびしっと真っ直ぐで、圃場(畑)がすごく綺麗。土も足が埋まるくらい、ふわっふわです。 長田農園さんのお野菜は、明日、4月29日(土)の霞月坊マルシェでお披露目いたしますので、お楽しみに♪ カテゴリ
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先週のマルシェでも取り扱った、タケノコ。今が旬なんですが、販売した後、お客様みなさま美味しく召し上がっていただけたか心配で・・・。 なにせ、その日のうちに(できればすぐにでも!)下処理していただかないと、どんどんエグみが強くなってしまうんです。 処理の仕方は、ちょっと時間がかかるけど、簡単。 皮を1~2枚剥いて洗い、穂先を切り落とし、皮に包丁でざくっと縦に切れ目を入れて、米ぬかを入れた水、又は米の研ぎ汁で1時間くらい茹でます。 この時、火を点ける前にタケノコを入れて加熱。1時間したら火を消してそのまま冷めるまで半日くらい放置したらOKです。 もしこの処理をしてもエグみが残ってしまっていたら・・・。 新鮮なタケノコでも、収穫時期や育った土地の性質によってエグみが強い場合があるようです。 そんなタケノコでも、早まって捨てないでください! ここからがエグみのあるタケノコの、再生方法。 こんな風に皮をむいてカットした状態で、水にさらします。 小さく切ったほうがエグみは抜けやすいです(が、香りや甘味など風味も抜けていきます。) 水を何度か替えながら、半日~1日置いてみてください。 恐る恐る味見をしてみて、、どうですか? ね、食べられる状態になったでしょ?笑 こうやって水を替えながら、冷蔵庫に入れておけば5日くらいは保存できます。風味も徐々に抜けていきますので、なるべくお早めにお召し上がりくださいね♪ カテゴリいまの季節、八百屋さんや果物屋さんの店頭には、たくさんの種類の柑橘類が並んでいます。見た目がよーく似ているものがいろいろあって、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。 今日は、外見はそっくりなのにお味も食べ方も違う、「河内晩柑」と「日向夏」をご紹介します。 こちらは、2種類を並べた写真。 左の、黄色の濃い方が「河内晩柑」、右の明るい黄色の方が「日向夏」です。 ●「河内晩柑」 4~5月が旬の「河内晩柑」は、霜の降りない愛媛県や熊本県などが産地の果物。生産量の約半分は、愛媛県の愛南町で作られています。 ちょっと厄介なのは、この柑橘、別名がたくさんあるんです。 愛媛産では、美生柑(みしょうかん)、愛南ゴールド、宇和ゴールド、灘オレンジなど。 熊本産は、天草晩柑、ジューシーフルーツ、ジューシーオレンジという名前で販売されています。 その他、夏文旦、ハーブ柑と呼ぶこともあるそうです。ごく限られた産地でしか生産されていない果物なのに、この名称の数。 それだけブランディングを頑張っているのかな・・・なんて想像してしまいます。 お味の方は、和製グレープフルーツと言われているように、ほんのりと苦味があります。 カリフォルニアのグレープフルーツと比べると、苦味や酸味が控えめで、果汁たっぷり。甘味も乗っていて爽やかな後味です。 香りは、あまり強くないかも。気温が上がってサッパリしたものが欲しくなるこの季節におすすめの果物です。 ●「日向夏」 名前の通り宮崎県の特産品で、宮崎県が約6割、高知県が約3割を生産しています。 こちらはハウス栽培のものが年明け頃から出回りはじめ、いま販売されているのは路地物。それもそろそろ終盤になってきました。 日向夏はニューサマーオレンジ、小夏みかん、土佐小夏という別名で出回っていることもあります。 この果物の特徴は、なんと言っても皮の内側の白いワタの部分が甘くて美味しいこと。 果肉自体は柚子の突然変異種だけあって、酸味が強めだけれど、 白皮の部分を一緒に食べることで、ワタの甘味、果肉の酸味と清々しい香りが合わさって、他にない味わいを楽しめます。 外側の皮は香りが良いので、ジャムにしても美味しいですよ。 ●カットした断面がこちら。 左が「河内晩柑」、右が「日向夏」です。 日向夏の方が白皮が厚め。種なしの品種も開発されています。 食べ方は、どちらも果物ナイフで縦6つ割くらいにカットして、皮を削いで召し上がるのがおすすめ。 その際、日向夏はふわふわの白皮部分を残しておくのをお忘れなく。 今が旬の爽やかな柑橘。ぜひ召し上がってみてくださいね。 カテゴリ春の野菜が八百屋の店頭を彩るようになりました。これから流通する野菜の種類も増えてきて、楽しい季節になります。 今日は、ちょうどいまの時期、お店でみかけたらぜひ手にとってみていただきたい、珍しい野菜をいくつかご紹介していきます。 ご紹介するのは5種類。さっとゆがいて、何もつけずに食べてみた感想も一緒にお伝えしていきます。 画像の右から、江戸伝統野菜の「のらぼう菜」 東京の東側では小松菜が、西側ではこの、のらぼう菜が好まれるそう。シャキシャキしてクセのない味。 生の状態だと簡単に茎がポキポキ折れてしまうので、取り扱い注意。 「ブロッコリーのわき芽」 これは八百屋の先輩にあまり出回らないけど美味しいと教えてもらったもの。最近のブロッコリーはわき芽ができないそうで、昔の品種にしか生らないそう。やわらかで春らしい旨みが凝縮されている。 「宮内菜」 菜花の一種、かき菜に分類されるみたい。花蕾を食べるというより柔らかな葉や茎がおいしい品種。まったく筋っぽさがなくて、歯の悪い年配の方でも食べやすいと思う。 静岡の伝統種「マーメラス」 スナップエンドウに似て甘味が強い、料理人にも大評判のマメ科の野菜。これ、生産者は日本で一人だけなのだとか! 「プチヴェール」 ケールと芽キャベツをかけあわせた新品種。ケールが入っているから栄養価は抜群。爽やかな香りとほろ苦さは残しつつ、ケールよりずっと食べやすくなってます。小さなフリルがかわいいので、料理の付け合せにもいいかも。 ご紹介した春の野菜たち、もしお店で見かけたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 カテゴリ |